国際口唇口蓋裂協会 学術大会をフランクフルトで開催しました
CLEFT FRANKFURT 2025
当協会が事務局を務める国際口唇口蓋裂協会は口唇口蓋裂に関する学術交流を目的として1997年に京都で設立されました。設立当初より定期的に学術集会を開催しております。本年は2025年9月4日~6日の日程でドイツ フランクフルト大学 医学部附属病院をメイン会場としてCLEFT FRANKFURT 2025が開催されました。大会長はフランクフルト大学医学部 ロバート セーダー教授(Univ.-Prof. Dr. Dr. Dr. Robert Sader)、大会のメインテーマは、「Holistic Therapeutic Concepts – Focus on the Patient’s Wishes (ホリスティック療法の概念 – 患者の希望に焦点を当てる)」で口唇口蓋裂患者のための治療、予防について世界中から優秀な専門家を集めた学会となりました。
大会前日のハンズオンセミナーに続き、初日の9月4日のオープニングセレモニーでは、マリー・M・トラロバ国際口唇口蓋裂協会会長、大会長のロバート・セーダー教授が挨拶いたしました。さらに国際口唇口蓋裂協会の設立に多大に貢献された故デービッド・S・プレシャス教授(Dr. David S. Precious, カナダ ダルハウジー大学歯学部 名誉学部長・教授)の名誉を称えて設立されたプレシャス賞の2025年受賞者であるチー=カイ・シュー先生(Dr. Chih-Kai Hsu, 台湾 林口長庚記念病院 形成外科医)をお招きして授賞式が行われました。
期間中は口演発表やポスター発表が行われるとともに大会最終日9月6日の早朝には、前回の東京大会で初めて開催されたプログラム Run4CleftPreventionに引き続き、フランクフルト大学医学部附属病院キャンパスをスタートし、マイン川沿いをジョギングするプログラムが実施されましRun4CleftPreventionとは口唇口蓋裂の予防、撲滅を目指して、ジョギングを楽しもうというイベントで、多くの参加者が早朝のマイン川沿いの美しい風景を散策されました。
当日の開会式の様子
なお大会終了のクロージングセレモニーでは、来年の第18回CLEFT2026 プラハ(2026年9月30日~10月3日開催)について予告が行われました。この大会の前日には地方都市ブノで解剖実習コース(9月29日~9月30日開催)が開催されるとのことで、次回の大会長の パヴェル・カルダ教授(チェコ カレル大学およびプラハ総合大学病院)から案内があり、海外の多くの若い研究者が参加されることを希望する旨を述べられました。
ロバート・セーダー大会長(前列右から3番目)
パヴェル・カルダ次回大会長(前列右から4番目)